トウモロコシは、通商リスク、米作付面積の増加見通しが上値を圧迫している。大豆 と比較すると影響は限定的だが、投機筋の買いポジションが整理されやすい。旧穀需給 は引き締まっているため450セント水準では下げ一服感が強く、急落対応は求められ ない。しかし、31日に米農務省(USDA)の作付け意向面積が発表され、その先は 作付け期の天候相場に向かう。新穀は面積拡大による在庫積み増しが基本シナリオであ り、天候リスクの浮上がなければ450セント割れのリスクが高まる。 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫する。二度にわたるトランプ政 権の関税措置に対して、中国が米国産大豆に対する10%の関税で対抗している。しば らくは1000セントを巡る攻防になろう。ただし、新穀は作付面積減少による需給引 き締まりが想定されている。天候相場に移行するが、新穀中心の相場に移行すると下値 が固まりやすくなる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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