金相場は改めて過去最高値を更新している。トランプ米大統領の自動車関税発表を手 掛かりに、安全資産に対する資金シフトが促されている。株価は上値が重いながらも急 落している訳ではないが、各国が報復・対抗措置の検討を進めており、米国が世界各国 と貿易紛争を展開することが、大きなリスクと評価されている。こうしたリスクをヘッ ジ可能な資産クラスは乏しいだけに、金相場の一人勝ちとも言える状況になっている。 価格は過去最高値を更新しているが、ボラティリティ指数が急伸している訳ではなく、 オシレーターで14日RSIが71.40ポイントと過熱気味の状態にあることを示し ている程度である。アジア宝飾需要は大きなダメージを受けているが、金上場投資信託 (ETF)など投資需要がそれ以上に堅調な状態にある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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