前週は、トウモロコシ相場が460セント台から450セント台前半まで下落した。 通商リスクの高まりに加えて、米国の作付面積拡大が警戒され、調整売り優勢の展開に なった。全般的に新規売買材料は乏しかったが、上値の重さが目立った。大豆先物相場 は1020セント台まで切り返した。1000セントを巡る攻防になっていたが、作付 面積の減少予想を手掛りに、安値修正の動きが優勢になった。南米で収穫作業が進んで いることはネガティブ。 今週は、トウモロコシ相場が上値の重い展開が続きやすい。31日に作付意向面積と 四半期在庫が発表される。作付面積拡大による需給緩和見通しが織り込まれると、調整 売り優勢の展開が続こう。4月に入ると作付け期が始まるが、作付け障害のリスクを高 めるような動きがなければ、上値の重さが維持されよう。一方、大豆は作付面積の減少 による需給の引き締まりが意識されやすい。1000セント水準で下げ一服感が強く、 横這いからじり高の展開を想定したい。通商リスクの織り込みには注意が必要。 予想レンジは、トウモロコシが435〜460セント、大豆が1000〜1050セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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