[本日の見通し]石油=下落、米大統領はイランの返答に満足せず?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は下落。ただ、夜間取引の値幅内を維持し
ている。
 トランプ米大統領は、イランが核開発協議で合意しないのならば、爆撃すると警告し
た。これまでにないほどの爆撃となるようだ。インド洋のディエゴ・ガルシア島には米
国のステルス爆撃機が集まっている。米軍はこの島からイランを攻撃可能。
 今月初めにトランプ米大統領がイラン最高指導者のハメネイ師に書簡を送り、先週イ
ランが返信したと伝わった。トランプ米大統領の爆撃発言からすると、イランの返答は
満足できる内容ではなかった可能性が高い。イランは間接体な対話には応じる構えだ
が、緊迫化に備えておきたい。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.10ドル高の69.46ドルで推
移。本日これまでのレンジは69.22〜69.72ドル。
 原油8月限の予想レンジは6万5000円から6万6000円、ガソリン先限は8万
7500円から8万8500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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