●短期見通し穀物、天候リスク織り込むと底固い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、通商リスク、米作付け面積の増加見通しが上値を圧迫している。旧
穀需給は引き締まっているため450セント水準では下げ一服感が強く、急落対応は求
められない。四半期在庫でも需給の引き締まりを確認している。しかし、新穀は作付面
積拡大からの需給緩和見通しが強く、現行価格からの上昇余地は限られよう。産地で作
付け期が始まるため、天候リスクが浮上すると買われるが、500セント台にレンジを
切り上げていく見通しにはない。
 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫する。二度にわたるトランプ政
権の関税措置に対して、中国が米国産大豆に対する10%の関税で対抗している。南米
産が収穫期を迎えていることもネガティブであり、しばらくは1000セントを巡る攻
防が続く見通し。ただし、新穀はトウモロコシとは逆に、作付面積減少による需給引き
締まりが想定されている。天候リスクには敏感に反応しやすい。産地天候不順が報告さ
れると、1000セント台後半が打診される見通し。また、バイオ燃料需要が政策的な
支援を受けるとの期待感浮上もポジティブ。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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