前週は、トウモロコシ相場が445〜465セント水準で売買が交錯する一方、大豆 相場が1000セントの節目割れから970セント台後半まで急落する展開になった。 トランプ米大統領が相互関税を発表したことを付けて、通商問題への警戒感が上値を圧 迫した。大豆は中国向け輸出の減少が警戒され急落した。一方、トウモロコシに対する 影響は限定的との見方で、トウモロコシ相場は小動きだった。産地は豪雨傾向も、積極 的にリスクプレミアムを加算するような動きは見送られた。 今週のトウモロコシ相場は、このまま450セント水準での売買が続きやすい。通商 問題が上値を圧迫するも、足元の需給タイト感もあって大きな値動きには発展しづら い。一方、大豆は米中間の緊張が高まっていることが、引き続き上値を圧迫しよう。何 らかの形で通商リスク軽減に向かうと急反発する可能性もあるが、このまま中国向け輸 出の急減が警戒されると、昨年12月安値を打診しよう。4月中旬に差し掛るため、産 地気象環境には注意が必要。また、10日に米農務省(USDA)需給報告の発表が予 定されている。 予想レンジは、トウモロコシが435〜465セント、大豆が950〜990セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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