−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/ 6) 3055.1 3084.4 2970.4 2973.6 - 61.8 (25/ 8) 3060.4 3108.5 2995.0 2998.0 - 62.3 銀 (25/ 5) 2923.0 3076.0 2754.5 2960.4 + 37.4 (25/ 7) 2960.5 3104.5 2784.5 2989.1 + 37.6 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 324,316 338,711 467,059 (- 17,949) 銀 163,755 144,645 166,618 (- 824) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,965.60 - 349.26 前日 146.93/95 1.0935/37 ・ナスダック 15,603.26 + 15.47 本日 147.82/84 1.0904/06 ・10年米国債利回り 4.16 + 0.16 ・NY原油 (25/ 5) 60.70 - 1.29 ・SPDR保有金残高 932.80 - 3.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金が大幅続落、銀は反発。前日比は金が63.8〜60.7ドル安、中 心限月の6月限が61.8ドル安、銀が37.2〜40.7セント高、中心限月の5月 限は37.4セント高。 金6月限は大幅続落。時間外取引では、トランプ米大統領が株安にもかかわらず、関 税撤廃を否定したことから、リスク回避の動きが拡大し、売り優勢となった。株安が一 服すると、買い戻し主導で上昇したが、貿易戦争の激化に対する懸念から戻りは売られ た。欧州時間に入ると、押し目を買われたが、上値は限られた。日中取引では、手じま い売りが出て軟調となった。 銀5月限はリスク回避の動きや金急落を受けて一段安となったが、買い戻し主導で地 合いを引き締めた。 ニューヨーク金6月限は大幅続落。時間外取引では2985.0〜3084.4ドル のレンジで推移、前日比12.1ドル高の3047.5ドルとなった。6月限は、安寄 りしたのち、トランプ米大統領が株安にもかかわらず、関税撤廃を否定したことから、 リスク回避の動きが拡大し、売り優勢となった。株安が一服すると、買い戻し主導で上 昇したが、貿易戦争の激化に対する懸念から戻りは売られた。欧州時間に入ると、押し 目を買われたが、上値は限られた。 日中取引では、リスク回避の動きを受けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割 り込むと、2970.4ドルまで下落した。 トランプ米大統領は、関税による経済的影響について「何も下がってほしくないが、 何かを直すためには薬を飲まなければならないこともある」とした。関税撤廃を否定し たことを受けてリスク回避の動きが拡大した。また中国が対米報復関税を撤回しなけれ ば、9日から中国に対し50%の追加関税を課すと表明した。一方、欧州連合(EU) は、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来週から開始すると発表した。ホワイ トハウス国家経済会議(NEC)のハセット委員長が、中国を除く全ての国に対する関 税の90日間停止を検討していると報道されたが、ホワイトハウスはフェイクニュース として否定した。 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で2754.5〜3076.0セントのレンジ で推移し、前日比91.5セント高の3014.5セントとなった。5月限は安寄りし たのち、リスク回避の動きを受けて手じまい売りが出たが、株安が一服すると、買い戻 し主導で上昇した。欧州時間に入ると、押し目を買われた。 日中取引では、押し目を買われ、3065.0セントまで上昇した。その後は、貿易 戦争の激化に対する懸念や金軟調を受けて戻りを売られ、2953.5セントまで下落 した。 4月4日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比7479オンス減の4506万 4217オンス、銀は196万5412オンス増の4億9204万2423オンス。 今日の材料 ・2月の独鉱工業生産指数は前月比1.3%低下、前年比4.0%低下した。前月は前 月比2.0%上昇、前年比4.6%低下。 ・2月のユーロ圏小売売上高は前月比0.3%増となった。5カ月ぶりのプラス。市場 予想の0.4%増)は下回った。EU全体では0.2%増だった。 ・欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、EUは工業製品につい て双方が関税をゼロにする「ゼロ対ゼロ」の関税協定を交渉する用意があると表明し た。 ・4月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス19.5と、3月のマイナス 2.9から大幅に悪化し、2023年10月以来の低水準を記録した。トランプ米大統 領が発表した関税措置を巡る懸念が響いた。 ・欧州連合(EU)は、一部の米国輸入品に対する報復関税の徴収を来週から開始する と発表した。同時に、EU加盟国の貿易担当相らは、トランプ米大統領が発表した関税 措置を報復ではなく交渉により撤廃することを望むことで合意した。 ・トランプ米大統領は中国が対米報復関税を撤回しなければ、9日から中国に対し50 %の追加関税を課すと表明した。 ・米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は、最近の財(モノ)およびサービス のインフレ上昇の一部は、トランプ政権の政策による今後の影響を「見越したもの」で ある可能性があるとの認識を示した。 MINKABU PRESS
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