−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,177.5 +98.1 シカゴ大豆 2025/ 5 1,029.00 +16.25 NY銀 2025/ 5 3,075.9 +34.4 シカゴコーン 2025/ 5 483.00 +9.00 NYプラ 2025/ 7 933.3 +13.4 NY原油 2025/ 5 60.07 -2.28 NYパラ 2025/ 6 899.90 +10.40 ドル・円 144.80 -2.94 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時144円を試すまで急落 NY為替市場、ドル安が再び強まる中、ドル円は前日の上げを失い、一時前日安値の 144円を試すまで下落する場面があった。トランプ大統領が90日間の猶予措置を発 表したことから、前日の市場は熱狂の渦に呑み込まれ、ドル円も一気に148円台まで 急騰していた。しかし、市場はこの先の不安を払拭できず、今回の貿易戦争が米経済に 長期的な打撃をもたらすのではとの懸念が根強い。 「米国市場から資金を引き揚げるべき」、「関税の猶予期間が延長されたとしても、 景気後退の可能性は五分五分」、「すでにダメージは与えられてしまった。パンドラの 箱はすでに開いた」といった類の声も多く聞かれた。そのような中、市場では米国離れ が指摘され、米国債が不安定な動きをしているほか、ドル離れも指摘されている。 なお、この日の3月の米消費者物価指数(CPI)は予想を下回り、総合指数は前月 比で予想外の低下となっていた。コア指数も予想以上に低下。ただ、今回のCPIがフ ェド・プットまで期待できるかは未知数。この日も何人かのFOMC委員の発言が伝わ っていたが、いずれも、いまは見守るべきとの姿勢を強調していた。 ◎NY貴金属=大幅続伸、米CPIの伸び鈍化が支援 ニューヨーク金、銀は大幅続伸。 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、米大統領の相互関税の一部停止を受けて買い 優勢となった。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、 米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けて買い優勢となった。 銀5月限は金堅調や米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受けて買い優勢となっ た。 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、米大統領の相互関税の一部停止や金堅調を 受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。日中 取引では、米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化が支援要因となったが、株安を受け て上げ一服となった。 パラジウム6月限は他の貴金属の堅調が支援要因になったが、株安を受けて上げ一服 となった。 ◎LME=大幅反発、米相互関税上乗せ分の90日停止発表を織り込む アルミ3カ月物は大幅反発。前日の取引では時差の影響で織り込まれなかったトラン プ米大統領による相互関税上乗せ分の90日停止発表に対する反応から2366.50 ドルで堅調で取引を開始し、その直後に2415ドルの高値まで浮上した。アジア時間 帯に2400ドル前後で推移した後、欧州の時間帯以降は2370〜2390ドルのレ ンジを中心に高下。50ドルを超える上げ幅を維持して終えたが、高値からは離れた。 銅3カ月物は大幅反発。前日はLME市場の取引終了後の発表だったことで取引に反 映されなかったトランプ米大統領による90日間の相互関税の上乗せ分の一時停止を受 けて8890.50ドルで大きく値を切り上げて取引を開始。その後もアジア株高を好 感した買いに値を伸ばし9062ドルの高値を付けた。欧州時間帯は値を落としながら も8920ドルを割り込むと買い戻す動きが広がり、堅調に推移し、8990ドル前後 の水準を維持して取引を終了。 ◎NY原油=反落、米中貿易戦争の激化で景気悪化見通しが根強い ニューヨーク原油の期近は反落。 トランプ米政権の相互関税は一時的な緩和が発表されているが、米中貿易戦争が激化 していることが相場を圧迫した。経済大国同士の対立に終わりは見えておらず、世界的 な景気悪化や石油需要の下振れが危惧されている。米ホワイトハウスは中国からの輸入 品に対する関税は合計で少なくとも145%まで上昇すると発表している一方、中国は 対米輸入関税を84%まで引き上げた。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。需要悪化見通しが重し。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から続伸、コーンは概ね続伸 大豆は期近から続伸。 米農務省(USDA)発表の月例需給報告で米国の24/25年度期末在庫量は引き 下げられ、ブラジルおよびアルゼンチンの同年度の生産見通しも前月と同量に据え置か れたものの、米産地での荒天に伴う農作業遅延見通しや米中貿易戦争を懸念した大豆の 作付縮小観測、ドル売りの動きが買い支援要因となった。 コーンは出来高の薄い期先以外が続伸。終値の前営業日比は0.25セント安〜 9.00セント高。中心限月の5月限は9.00セント高の483.00セント。 米農務省(USDA)発表の月例需給報告で米国産コーンの24/25年度の期末在 庫量が引き下げられたことが買い支援要因となった。また、米産地では依然として主要 な河川沿いで冠水が続いており、作付開始や作付進行ペースの遅延が警戒されることや ドル安傾向も強気材料視された。 コーンは出来高の薄い期先以外が続伸。 米農務省(USDA)発表の月例需給報告で米国産コーンの24/25年度の期末在 庫量が引き下げられたことが買い支援要因となった。また、米産地では依然として主要 な河川沿いで冠水が続いており、作付開始や作付進行ペースの遅延が警戒されることや ドル安傾向も強気材料視された。 MINKABU PRESS *シカゴ大豆の箇所、「引き上げられたものの」を「引き下げられ」に修正しました。
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