金・銀午前=金が続伸、現物の最高値更新が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が続伸。まちまちで始まったのち、リスク回避の円高を受けて下落した。ただドル
建て現物相場が3200ドルを突破すると、プラスサイドに転じた。銀は4月限が上昇
した。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が56〜93円高、金ミニが
196.0円安〜95.0円高、ゴールドスポットが459円高、銀が1.0円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が3万9234枚、金ミニが1万8126枚、ゴ
ールドスポットが2947枚、銀が1枚。
【NY金は米CPIの伸び鈍化やドル安が支援】
 金は米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化やドル安が支援要因になった。3月の米
CPIは前年比2.4%上昇し、前月の2.8%から伸びが鈍化した。前月比では
0.1%下落し、2020年5月以来、約5年ぶりの下落となった。米中の貿易戦争激
化に対する懸念も金の支援要因になった。金ETF(上場投信)に投資資金が流入し
た。
 米ホワイトハウスは、中国に対する追加関税の税率が合計145%になると発表し
た。米CNBCに対し、合成麻薬フェンタニル対策に絡み年初に発動した20%の関税
を合わせた累計と説明した。またトランプ米大統領は水協定を巡り、メキシコに関税と
制裁を警告した。
 金先限は1万4924円まで上昇した。ドル建て現物相場の史上最高値更新が支援要
因になった。円相場は1ドル=143円前後で円高が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米中の貿易戦争激化に対す
る懸念や米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化、ドル安を受けて買い優勢となった。
アジア市場では、朝方の3185.97ドルから、ドル安を受けて史上最高値
3217.67ドルを付けた。
 午前11時現在、金が3206.94ドル、銀は3107セントで推移。前営業日の
大引け時点は金が3120.63ドル、銀が3122セント。

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