金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米中の貿易戦争激化に対す る懸念や米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化、ドル安を受けて買い優勢となった。 アジア市場では、朝方の3185.97ドルから、ドル安を受けて史上最高値を更新し た。午後に入ると、3219.75ドルまで上昇したのち、上げ一服となった。 米中の貿易戦争激化やトランプ米大統領が水協定を巡り、メキシコに関税と制裁を警 告したことを受けて米国のトリプル安となり、金が安全資産として買われた。米消費者 物価指数(CPI)の伸びが鈍化したが、米連邦準備理事会(FRB)の政策に対する 不透明感が強い。今夜は3月の米生産者物価指数(PPI)や4月のミシガン大消費者 信頼感指数速報値の発表がある。 <今夜の予定> ・独消費者物価指数 2025年3月確報(連邦統計庁) ・英貿易収支 2025年2月(国立統計局) ・英鉱工業生産指数 2025年2月(国立統計局) ・米生産者物価指数 2025年3月(労働省) ・米消費者信頼感指数 2025年4月速報値(ミシガン大) ・建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS
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