<大豆> シカゴ大豆5月限は4月4日にかけて大きく値を崩し、一時970セント台まで値を 落とした後、反発に転じ1020セント台を回復している。しかし、米国が中国が関税 引き上げの応酬を繰り広げており、今後、中国による米国産大豆の輸入量が縮小に向か う可能性が高い。 輸出用需要の見通し不透明感が今春の米大豆作付面積縮小を促すとの見方も浮上して いるものの、需要の低迷が見込まれることが上値抑制要因となるとみる。シカゴ大豆5 月限は急落前の4月1日の高値1034.75セントを抵抗線にしての頭重い足取りに シフトすることになりそうだ。 <コーン> シカゴコーンは、上昇基調となり、10日に米農務省(USDA)から発表された月 例需給報告が強気の数字となったことや、米中西部産地の荒天による作付け遅延懸念を 強材料に一段高となった。期近5月限は2月27日以来の高値となる484セントまで 上昇。ほぼ高止まり状態で、まだ上値の余地有りを感じさせる動きだ。ただ25日移動 平均線(462.75セント)から約4.5%上方乖離しており、短期的な買い過剰感 が台頭しつつある。 トランプ関税により、需要減少不安で大豆期近5月限が一時、1000セント割れと なったことが圧迫要因となっていたが、9日にトランプ米大統領が相互関税の90日間 停止を発表し、大豆の地合いが強気に好転したことや、ドル安は支援材料。 米農務省(USDA)は7日、6日時点の米国産コーンの作付け進捗率を2%と発表 した。昨年同時期の3%、過去5年平均の2%と大差はなく、作付けの遅れと判断には 時期尚早だが、14日に発表される13日現在の作付け進捗率は材料視される可能性あ り。 10日に発表されたUSDA需給報告で24/25年度の米国産コーンの期末倉庫在 庫利が9.6%となり、前月予想の10.2%から下方修正となった。5月の需給報告 から25/26年度の発表となる。春先から、今年は米国産コーンの作付けが増えると の予想が弱材料視された。作付けが順調なら生産増予想が弱材料として蒸し返されそう だ。 MINKABU PRESS
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