−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,244.6 +67.1 シカゴ大豆 2025/ 5 1,042.75 +13.75 NY銀 2025/ 5 3,191.0 +115.1 シカゴコーン 2025/ 5 490.25 +7.25 NYプラ 2025/ 7 944.6 +11.3 NY原油 2025/ 5 61.50 +1.43 NYパラ 2025/ 6 906.70 + 6.80 ドル・円 143.52 -1.31 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は、一時144円台を回復し143円台半ばで終了 NY為替市場、ドル円は買い戻しが優勢となり、一時144円台を回復し、この日の 下げの大半を取り戻す展開が見られた。 午後になってコリンズ・ボストン連銀総裁の発言をきっかけに、米株式市場とともに ドル円も上げを加速させていた。総裁は「金融市場が混乱状態に陥った場合、FRBは 間違いなく安定化を支援する準備がある」とインタビューで述べていた。市場ではトラ ンプ大統領の保護主義政策で、投資家の米国離れが指摘されており、特に米国債やドル が不安定な動きをしている。 ドル円は下げ過ぎ感も高まっている中、買い戻しが活発化したもよう。今週の動きで ショートを形成した投資家も多いと思われるが、土日に何があるかわからないので、ポ ジションを軽くしておきたい意向もあったと思われる。日曜日にEUの貿易担当委員が ワシントンを訪問し、月曜日に米当局者と協議を行う予定とも伝わっている。 しかし、本日のドル円は一時142円台前半まで下げ幅を拡大させ、昨年9月以来の 安値水準に下落していた。ドルへの信頼感が揺らぐ中、支持線となっていた144円を あっさりと割り込み、目先は心理的節目の140円と昨年9月安値の139.60円を 視野に入れそうな気配は出ている。 ◎NY貴金属=金・銀が大幅続伸、ドル安を背景に金の高値更新が続く ニューヨーク金、銀は大幅続伸。 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争の泥沼化を受け、ドル資産か ら資金流出が警戒されるなか、値を飛ばし欧州時間で一段高となり、55ドルを超える 上昇で推移。日中取引では、3月の米生産者物価指数(PPI)が事前予想を下回り、 インフレの鎮静化を示したこと、その後に発表された4月のミシガン大消費者信頼感指 数(速報値)が大幅に低下し、米景気への不安から安全資産としての買いが強まり、上 げ幅を拡大した。中盤から後半の取引で高値警戒感で上げ幅を縮小したが、大幅高で引 けた。全限月が一代高値を更新。 銀5月限は大幅続伸。時間外取引から大幅続伸となり、欧州時間でも60セント近い 上昇幅を維持。日中取引は金の高値更新、米株の反発が追い風となり、一段高となり、 100セントを超える上げ幅を維持して引けた。 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、金の上昇につれ高となり、欧州時間でも 10ドル程度の上げ幅を維持し、堅調に推移。日中取引ではトランプ関税による景気悪 化懸念により需要不安が根強く、上値は重い展開ながら金・銀の大幅続伸、米株の反発 に支援され、高もちあいで推移した。 パラジウム6月限は他の貴金属の上昇に支援され、欧州時間でも10ドル超の上昇で 推移。日中取引はプラチナと同様に上値は重い展開となったが、小じっかりと引けた。 ◎LME=続伸、上海株高やドル安を背景にした貴金属高が追い風 アルミ3カ月物は続伸。2366ドルで小反落で取引を開始。2355ドルで買い拾 われ、前日の安値2351ドルを割り込むことなく下値は堅さが示された後、プラスサ イドに浮上した。2400ドル台を回復した後、前日の高値2415ドルを上抜き、 2419ドルまで上昇した。需要不安が強く、2400ドル台では売り優勢となった が、銅、ニッケル高に支援され、堅調に引けた。 銅3カ月物は続伸。8959.50ドルで反落して寄り付いた。8931ドルまで軟 化したが前日の反発で底入れ感があることに加え、中国株が堅調に推移し、上海総合指 数が今月3日以来の高値をつけ、中国での銅需要の減少懸念が和らいだことで戻り歩調 となった。トランプ関税が警戒されたが、ドル安による貴金属高が追い風となり、 9188ドルまで上げ幅を拡大し、今月4日以来の高値をつけた。高値を離れたが、日 足は3日連続の陽線引け。 ◎NY原油=反発、イランの輸出を止められると米エネルギー長官発言 ニューヨーク原油は反発。 ドル安進展に米株急伸と外部市場の強材料が揃うなか、この日ライト米エネルギー長 官が、12日からのオマーンでの米国とイランの核開発交渉を前にして、米国がイラン の原油輸出を止めることができると発言したことで切り返す展開となった。 また稼働中の米国内の原油掘削装置(リグ)数が前週比で9基も減少していたことも 米国の時間帯後半の支援材料となった。 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに反発。原油高に追随した。とくにガソリン の上げ幅が大きくなった。 ◎シカゴ大豆・コーン=ともに続伸、ドル安進展や米株急伸などでシカゴ全面高 大豆は大幅続伸。 米中の報復関税合戦はエスカレートしているが、この日デイリー報告で大口輸出成約 が発表されたことで、その弱気のインパクトは軽減されて、ドル安や米株高、原油高な ど外部市場の強気のセンチメントに支援された。また大豆製品が大豆油、大豆粕ともに 上昇したことも好感された。 コーンは続伸。 ドル安が進展するなか米株が急伸して、さらに原油も上昇したことで、シカゴ穀物全 面高のなか、さらに買われる展開となった。作付け初期の段階にある米国産地の一部で 洪水懸念が出ていることや、今週末は気温が低下する見込みであることで、引き続き作 付け遅延懸念が出ていることも支援材料。チャート面からの買いも入り、さらに戻り高 値を更新する展開。 MINKABU PRESS
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