国内市場は上昇へ。2025年9月限で300円安〜300円高程度を想定する。先 週末の海外原油が反発したことや、週明けのニューヨーク時間外取引が下値堅く推移し ていることが国内市場を支えそうだが、上値は重そうだ。円相場は1ドル=143円半 ばで推移しており、先週末の引け水準と比較するとやや円高。 トランプ米政権は11日にスマートフォンやパソコンなど電子機器を相互関税の対象 から除外すると発表したものの、さきほどトランプ米大統領はこの方針を覆し、電子機 器には相互関税とは別の関税を課すと発表した。トランプ米政権の貿易戦争を巡る敵対 的な態度は後退したかに見えたが、トランプ米大統領の判断は迷走しており、週明けの 金融市場は困惑しそうだ。 先週末、中国政府は米国からの輸入品に対する関税を125%まで引き上げたうえ、 米国向けの一部レアアースの輸出停止を発表するなど、米国に対する経済攻撃を強化し ている。米国は一時的に敵対的な態度を緩めたものの、攻撃を重ねる中国に対する反発 が強まったようだ。電子機器の関税引き下げで米国は幕引きを狙ったが、中国は貿易戦 争を続けようとしており、トランプ米大統領は攻撃の手を緩めるわけにはいかなくなっ たのではないか。今週も疲れる相場となりそうだ。 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.07ドル安の61.43ドルで推 移。本日これまでのレンジは61.33〜62.16ドル。 <今日の予定> ◆ 日本 ◆ 【経済】13:30 鉱工業生産指数 2025年2月確報(経済産業省) ◆ 中国 ◆ 【経済】--:-- 貿易収支 2025年3月(税関総署) ◆ トルコ ◆ 【経済】16:00 国際収支 2025年2月(トルコ中央銀行) ◆ イギリス ◆ 【経済】08:01 住宅価格指数 2025年4月(ライトムーブ) ◆ スイス ◆ 【経済】15:30 生産者・輸入物価指数 2025年3月(連邦統計局) ◆ アメリカ ◆ 【農産】4/15 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】4/15 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) ◆ カナダ ◆ 【経済】21:30 卸売売上高 2025年2月(カナダ統計局) MINKABU PRESS
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