ユーロドルは1.15ドル台での推移が続いている。リバウンド相場になっているものの、100日線で上値を拒まれ、今週に入って軟調な展開が続いている。ただ、1.15ドル台は堅持しており、底堅さも見られる。一方、ユーロ円は200日線(183.95円付近)まで買い戻されているものの突破する動きまでは見せていない。介入警戒感が上値を抑えているようだ。 ユーロドルの強気派にとって、これまでの辛抱が報われる局面が近づいているとの見方が出ている。背景には、FRBの利上げ観測が想定よりも早く後退し、金利面からドルを買う材料が弱まりつつあることがあるという。 ただ、ユーロ高の理由はドル安だけではない。ユーロ圏では景気循環面、構造面の双方で最近の材料が改善しており、この流れは第4四半期にも続く可能性があると述べている。また、市場ではECBが9月に追加利上げするとの見方も強い。景気の底堅さとECBの金融引き締め姿勢という独自の買い材料が出てきたことで、ユーロドルの上昇シナリオが再び現実味を帯びている。年内に1.20ドルを試す余地があると見ているようだ。 EUR/USD 1.1529 EUR/JPY 183.84 EUR/GBP 0.8550 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。