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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/ 7) 970.4 984.5 964.0 980.1 + 10.2
(25/10) 979.0 994.2 974.2 990.2 + 10.7
パラジウム (25/ 6) 980.00 987.50 970.00 979.60 + 0.60
(25/ 9) 987.50 993.50 980.00 989.10 + 1.40
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 23,546 32,130 76,375 (- 1,786)
パラジウム 4,081 6,180 20,924 (- 1,168)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,669.39 - 699.57
前日 143.23/25 1.1282/84 ・ナスダック 16,307.16 - 516.01
本日 141.86/88 1.1397/99 ・10年米国債利回り 4.27 - 0.07
・NY原油 (25/ 5) 62.47 + 1.14 ・SPDR保有金残高 953.15 0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが9.2〜11.4ドル高、
中心限月の7月限が10.2ドル高、パラジウムが0.60〜1.60ドル高、中心限
月の6月限は0.60ドル高。
プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争激化に対する懸念に上値を
抑えられた。欧州時間に入ると、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。日中取引
では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後は株安を受けて上げ一服となった。
パラジウム6月限はドル安や他の貴金属の堅調が支援要因になったが、株安を受けて
上げ一服となった。
プラチナ7月限は時間外取引を964.0〜983.0ドルのレンジで推移し、前日
比11.8ドル高の981.7ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、米中の貿易戦
争激化に対する懸念に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、ドル安や金堅調を受けて
押し目を買われた。
日中取引では、金堅調につれ高となり、984.5ドルまで上昇した。買い一巡後は
株安を受けて上げ一服となり、975.1ドルまで下落した。
米半導体大手エヌビディアは人工知能(AI)向け半導体「H20」について、中国
向け輸出にライセンスが必要になると米政府から通知を受けた。対中規制が強化され、
貿易戦争激化に対する懸念が強い。一方、3月の米小売売上高は前月比1.4%増とな
った。自動車を中心に関税引き上げ前の駆け込み需要が寄与しており、先行き不透明感
が強い。
パラジウム6月限は、時間外取引を970.00〜986.00ドルのレンジで推移
し、前日比5.50ドル高の984.50ドルとなった。6月限は高寄りしたのち、米
中の貿易戦争激化に対する懸念に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、ドル安や他の
貴金属の堅調を受けて押し目を買われた。
日中取引では、他の貴金属の堅調を受けて987.50ドルまで上昇した。買い一巡
後は株安を受けて上げ一服となったが、970.50ドルで押し目を買われた。ただ先
行き不透明感がつよく、その後の戻りは限られた。
15日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比1799オンス減の51万
3242オンス、パラジウムは同6987オンス減の7万1889オンス。
今日の材料
・米半導体大手エヌビディアは人工知能(AI)向け半導体「H20」を巡り、輸出許
可が必要になると米政府から通知があったとした。
・2月のユーロ圏の経常黒字は343億ユーロで、前月の403億ユーロから縮小し
た。サービス収支の黒字は拡大したが、モノの輸入が増えた。
・・中国は、米国との貿易交渉に応じる前に、トランプ政権が複数の措置を取ることを
望んでいる。その中には、米高官が無礼な発言を慎み、中国に対して敬意を示すことな
どが含まれる。
・3月の米小売売上高は前月比1.4%増となった。市場予想は1.3%増。自動車を
中心に関税引き上げ前の駆け込み需要が寄与し、2023年1月以来の大幅な伸びとな
った。ただ不確実性が高まる中で消費が抑制され、小売売上高は近く失速する可能性が
ある。
・3月の米鉱工業生産指数は前月比0.3%低下、前年比1.3%上昇。設備稼働率は
77.8%と、前月の78.2%から低下。
・中国の習近平国家主席は、訪問先のマレーシアで、アジア諸国に対し、地政学的対
立、一国主義、保護主義に抵抗するために団結するよう呼びかけた。
・ウクライナのスビリデンコ第1副首相は、米国との鉱物資源に関する協議では「大き
な進展」が見られ、近い将来に覚書に署名することで合意したと明らかにした。
・カナダ銀行は、主要政策金利を2.75%に据え置いた。金利据え置きは8会合ぶ
り。マックレム総裁は、米国の関税措置の影響を見極めたいとし、状況がより明確にな
るまで慎重に政策決定を進める考えを示した。
・米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、関税に伴う物価上昇がより持続
的なインフレ高進を引き起こさぬよう、金融当局が重点を置いていると改めて強調し
た。
MINKABU PRESS
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