金価格の高騰が止まらない。16日は前日比で100ドルを超える急伸地合になっ た。何か大きな売買材料が浮上した訳ではないため、突発的な動きではない。異常とも 言える急伸相場については、中国市場の買い圧力の強さが与えた影響が大きいだろう。 通常、中国金市場は逆張り傾向が強く、高値では買いを手控え、安値では積極的に買う ことで、金価格のボラティリティを抑制する役割を果たすことが多い。しかし、4月は 金価格動向と関係なく大量に買っており、価格上昇を止める力が働きづらくなってい る。「中国買い」と「欧米買い」が同時進行している以上、特に中国市場が高値で買い を鈍化させるタイミングが注目されることになる。昨年3〜4月は中国のパニック的な 買いが一巡すると金価格の急伸も止まったが、その後は高止まりに移行した。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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