プラチナ午前=プラチナはまちまち、円高一服で買い戻される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。ニューヨーク安と円高を受
けて売り優勢で始まった。その後は、円高一服を受けて買い戻された。パラジウムの商
いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが17円安〜15円高、プラチナミニ
が19.5円安〜3.0円高、プラチナスポットが49円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが3217枚、プラチナミニが492枚、
プラチナスポットが596枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金の利食い売りもドル安で下げ一服】
 プラチナは金に利食い売りが出たことが圧迫要因になったが、ドル安を受けて下げ一
服となった。米中の貿易戦争激化に対する懸念も下げ要因である。ただ日米の関税交渉
が開始され、進展期待も出ている。一方、米住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造
業景況指数の落ち込みを受けてドル安に振れた。前週末からニューヨークの指定倉庫在
庫が減少しており、実需筋の買い戻しも入りやすい。
 プラチナ先限は4395円まで上昇した。買い戻し主導で上昇した。円相場は1ドル
=141円台後半まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、動きなし。豪州や欧米の休場を受けて動きがなかっ
た。
 午前11時現在、プラチナは966.00ドル、パラジウムが959.98ドルで推
移(NY市場終値)。前営業日の大引け時点はプラチナが965.50ドル、パラジウ
ムが960.57ドル。
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