●論点解説穀物、買い材料が目立つも持高調整を優先=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 17日の穀物市場は、持高調整が中心だった。週末の3連休を控えて、最近の堅調地
合に対する修正安になった。原油高にドル安と外部環境は強気だったが、あえて連休前
に買い進むような動きは見られなかった。産地では連休中も一部で豪雨が予想されてい
る。既にミシシッピ川流域の一部では洪水が発生しているが、連休に向けて天候リスク
の織り込みも見送られている。中国政府から通商協議に前向きなメッセージが発せられ
ていることは注意が必要だが、早期に何らかの通商合意が成立するような見通しは織り
込まれていない。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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