ゴム午前=総じてしっかり、9月限は上海安から軟化

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じてしっかり。。寄り付きでは、上海夜間安には反応が薄く、
薄商いの中、夜間取引と同値圏で推移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段
安となる場面があったことから、活発限月の9月限が軟化した。他限月は、動意に欠け
る展開となっている。TSR20は、出来ず。

 午前11時37分現在のRSS3号は前営業日比1.1円安〜4.3円高。活発限月
の9月限は同0.1円安の291.0円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は
78枚(前日夜間取引含む)。

【9月限は反発だが】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、薄商いの中、総じてしっかりと推移している。
だが、活発限月の9月限は、上海安を受け軟化し、291円付近で取引されている。直
近の9月限の値動きをみると、15日の取引で終値ベースで300円の維持に失敗する
と、徐々に上値を切り下げている。今日の終値が、290円を割れるようなら、目先、
一代の安値281.0円を試す可能性がある。
 現在、産地は、ソンクラン(水祭り)明けで、需給がもっともタイトになる時期だ
が、今のところゴム相場を押し上げるような動きはみられない。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、グッドフライデー(聖金曜日)のため休場。
 上海ゴムはまちまち。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営
業日比5元高の1万4660元で推移している。

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