[本日の見通し]石油=下げ渋り、米国はロシア制裁を強化するのか?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は5万6520円まで水準を切り上げ、一
時プラス転換した。
 目先は米国がウクライナ停戦協議から本当に離脱するのかどうかが焦点である。週末
のルビオ米国務長官の口ぶりからすれば、今週中にも米国はウクライナと米国の停戦仲
介を取りやめる可能性がある。停戦の実現に向けて、米国がロシアとウクライナに圧力
を強めているようにも見えるが、交戦は続いており、どちらかといえばトランプ米大統
領もお手上げなのではないか。ただ、米国は停戦に応じないロシアに対して依然から制
裁強化をちらつかせている。米国の次の動きに注目したい。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.67ドル高の63.08ドルで推
移。本日これまでのレンジは62.72〜63.15ドル。
 原油9月限の予想レンジは5万5900円から5万6900円、ガソリン先限は8万
6500円から8万7500円、灯油先限は8万6500円から8万7500円。
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