NY貴金属引け速報=金はドル堅調で上げ幅縮小も反発、プラチナは小幅続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 6  3243.3  + 21.1       プラチナ    25/ 7   966.1   -  1.0
         25/ 8  3271.7  + 21.4               25/10   976.5   -  0.6
    銀   25/ 5  3198.9  - 20.0       パラジウム   25/ 6   951.10  +  7.30
        25/ 7  3225.9  - 21.0               25/ 9   961.50  +  7.40
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 ニューヨーク金は反発、銀は続落。前日比は金が21.1〜22.2ドル高、中心限
月の6月限が21.1ドル高、銀が21.5〜19.7セント安、中心限月の7月限は
21.00セント安。
 金6月限は反発。時間外取引では、ドルの反落から押し目買い優勢となり、アジア時
間の午後に40ドル超の上昇で推移。欧州時間に入ると、ジリ高となり、約50ドル高
で推移。日中取引では、4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が事前予想より強気の
数字となり、ドル堅調で序盤に上げ幅を縮小した。中盤に再上昇したが、午後になり、
米金利上昇で上げ幅を削る展開となった。2ケタ高を維持ながら、手じまい売り圧力が
強い値動きとなった。
 銀7月限は時間外取引では小反発。日中取引に入り、売り優勢となり、続落となっ
た。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが総じて小幅続落、パラジウムは続伸。前日
比はプラチナが1.9ドル安〜変わらず、中心限月の7月限が1.0ドル安、パラジ
ウムが7.10〜7.30ドル高、中心限月の6月限は7.30ドル高。
 プラチナ7月限は小幅続落。時間外取引では、金の反発につれ高となり、欧州時間に
入ってからも8ドル超の上げ幅を維持し、堅調に推移。日中取引では、金が上げ幅を縮
小すると戻り売り優勢もようとなり、値を消した。4月の米雇用統計が予想されたほど
労働市場の悪化を示さなかったことは追い風となったが、現物相場の上値の重さが圧迫
要因となった。
 パラジウム6月限は時間外取引から続伸。日中取引で上げ幅を拡大した。
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