NY貴金属引け速報=金はドル安から大幅続伸、プラチナは買い続かず続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 6  3322.3  + 79.0       プラチナ    25/ 7   960.8   -  5.3
         25/ 8  3351.1  + 79.4               25/10   971.6   -  4.9
    銀   25/ 7  3247.4  + 21.5       パラジウム   25/ 6   942.60  - 8.50
        25/ 9  3277.1  + 22.2               25/ 9   953.10  - 8.40
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 ニューヨーク金は大幅続伸、銀は反発。前日比は金が79.0〜82.5ドル高、中
心限月の6月限が79.0ドル高、銀が21.4〜29.5セント高、中心限月の7月
限は21.5セント高。
 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、ドル安を背景にアジア時間から買い優勢で推
移。欧州時間に入ると一段高となり、一時80ドル超の上昇となった。戻り売りを吸収
し、78ドル超の上げ幅を維持。日中取引に入ってから再度、上げ幅を拡大した。4月
の米ISM非製造業景気指数が事前予想より強気の数字となり、米長期金利が上昇した
が、ドル安の流れは変わらず、金は堅調な値動きを維持した。終盤にかけて幾分、上げ
幅を縮小する動きが見られたが堅調な値動きを維持した。
 銀7月限は時間外取引では金につれ高となり、30セント超の上げ幅を維持し、堅調
に推移。日中取引に入り、上げ幅を縮小も20セント超の上げ幅を維持して引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続落、パラジウムは反落。前日比はプ
ラチナが5.4〜0.4ドル安、中心限月の7月限が5.3ドル安、パラジウムが
8.80〜8.30ドル安、中心限月の6月限は8.50ドル安。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、金が大幅高となったことにも反応薄で推
移。中国、英国が祝日のため、見送りムードが強く、欧州時間でも小安く推移。日中取
引になり、序盤、金の一段高につれ高となる場面があったが、買いは続かず、小幅安に
軟化。
 パラジウム6月限は反落。時間外取引では買い優勢となり、11ドル超の上げ幅を維
持。日中取引ではプラチナ安から終盤に上げ幅を削る展開となった。
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