NY金・銀市況=金は大幅続伸、ISM非製造業景気指数が強気もドル安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (25/ 6)  3247.1     3346.7      3243.1      3322.3     + 79.0
          (25/ 8)  3275.6     3375.3      3273.0      3351.1     + 79.4
   銀     (25/ 7)  3225.0     3288.0      3216.0      3247.4     + 21.5
         (25/ 9)  3245.0     3316.0      3245.0      3277.1     + 22.2
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           188,871       231,753       438,564        (-    595)
  銀           34,085        43,326       135,930        (-  1,570)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          41,218.83  -  98.60
     前日  145.39/41   1.1291/93   ・ナスダック         17,844.24  - 133.49
     本日  143.75/77   1.1314/16   ・10年米国債利回り      4.35  +   0.05
・NY原油  (25/ 6)   57.13 -1.16   ・SPDR保有金残高    944.26  -   1.15
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は大幅続伸、銀は反発。前日比は金が79.0〜82.5ドル高、中
心限月の6月限が79.0ドル高、銀が21.4〜29.5セント高、中心限月の7月
限は21.5セント高。
 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、ドル安を背景にアジア時間から買い優勢で推
移。欧州時間に入ると一段高となり、一時80ドル超の上昇となった。戻り売りを吸収
し、78ドル超の上げ幅を維持。日中取引に入ってから再度、上げ幅を拡大した。4月
の米ISM非製造業景気指数が事前予想より強気の数字となり、米長期金利が上昇した
が、ドル安の流れは変わらず、金は堅調な値動きを維持した。終盤にかけて幾分、上げ
幅を縮小する動きが見られたが堅調な値動きを維持した。
 銀7月限は時間外取引では金につれ高となり、30セント超の上げ幅を維持し、堅調
に推移。日中取引に入り、上げ幅を縮小も20セント超の上げ幅を維持して引けた。
 5月2日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比38万6968オンス減の
4088万8571オンス、銀は166万5522オンス増の5億0064万3974
オンス。

今日の材料
・5日のアジア太平洋株式市場はインド市場を除き下落。中国、タイ市場は休場。
・欧州株はまちまち。米中の貿易摩擦が緩和するとの期待感が続き、独DAX指数は
 買い優勢。英国は祝日で休場。
・4月の米ISM非製造業景気指数 結果 51.6 予想 50.2 前回 50.8
・ドルは下落。ドル円は1ドル=143円台半ばまで下落。ユーロドルは2日のレンジ
 取引ながら1ユーロ=1.1316ドル水準で堅調にニューヨーク時間の取引を終えた。
・ベッセント財務長官は「米国は世界資本にとって最優先の投資先、「現在のプロセ
 ス終了時までに貿易関係はさらに強化される」と発言。
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