プラチナ午前=プラチナは反落、金の上げ一服で戻りを売られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク高を受けて期先3本
が小幅高で始まった。その後は、ドル高や金の上げ一服を受けて戻りを売られた。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが20〜4円安、プラチナミニが
36.5円安〜変わらず、プラチナスポットが19円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが8954枚、プラチナミニが972枚、
プラチナスポットが1232枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安再開や金堅調が支援】
 プラチナはドル安再開や金堅調が支援要因になった。米関税の不透明感が残るなか、
ドル安が再開した。ただ中国外務省は米国と協議することを明らかにすると、ドル安が
一服した。米中の貿易戦争の緩和期待が強まると、リスク選好の動きがプラチナの支援
要因になりそうだ。
 プラチナ先限は夜間取引で4426円まで上昇したのち、上げ一服となった。ドルや
金主導の値動きとなった。円相場は1ドル=143円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の987.30ドルから、金軟調につれ
安となった。
 午前11時現在、プラチナは984.02ドル、パラジウムが973.37ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが971.31ドル、パラジウムが951.56
ドル。
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