プラチナ午前=プラチナは上昇、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが上昇。ドル建て現物相場の上昇や円安を
受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の軟調に上値を抑
えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが5〜53円高、プラチナミニが
1.0〜38.0円高、プラチナスポットが22円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが3690枚、プラチナミニが324枚、
プラチナスポットが557枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米英の貿易合意を受けてドル高に振
れた。ただ株高に振れ、リスク選好の動きとなったことは下支え要因である。当面は週
末に予定されている米中の高官協議を確認したい。
 プラチナ先限は4443円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因
になった。円相場は1ドル=146円前後で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の984.42ドルから、金軟調につれ
安となった。
 午前11時現在、プラチナは980.02ドル、パラジウムが974.20ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが977.35ドル、パラジウムが963.31
ドル。
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