シカゴコーン市況=期近は軟調も3番限以降堅調、米中貿易摩擦懸念後退で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2025/05    444.00      447.50      438.50      440.25      - 1.25
  2025/07    453.00      458.75      445.75      448.00      - 1.75
  2025/09    432.75      437.25      428.25      432.75      + 3.50

   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       495,384       385,125       1,591,285 (+ 6,068)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月8日までの週)
 コーン:122万4087トン(前週改定値:161万6806トン)
 小 麦: 40万5170トン(前週改定値: 41万1811トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(5月11日までの週)
 コーン:作付け:62%(前週40%、前年47%、平年56%)
     発 芽:28%(前週11%、前年21%、平年21%)
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    米国産コーン(5月12日発表)     単位:百万Bu
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                                2025/26年度             2024/25年度
        発表日                5/12      4/10         5/12      4/10
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    作付面積            95.3                   90.6      90.6
    収穫面積            87.4                   82.9      82.9
    単  収           181.0                  179.3     179.3
    期初在庫           1,415                  1,763     1,763
    生  産          15,820                 14,867    14,867
    輸  入              25                     25        25
    供給合計          17,260                 16,655    16,655
    飼料用            5,900                  5,750     5,750
    食品・種・工業用       6,885                  6,890     6,890
    内エタノール         5,500                  5,500     5,500
    国内消費計         12,785                 12,640    12,640
    輸  出           2,675                  2,600     2,550
    需要合計          15,460                 15,240    15,190
    期末在庫           1,800                  1,415     1,465
    農家平均価格           420                    435       435
    在庫/消費率          11.6                    9.3       9.6
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 注)作付面積=百万エーカー、収穫面積=百万エーカー、単収=Bu/エーカー、
   農家平均価格=セント、在庫/消費率は%
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月18日−5月22日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは期近の2限月以外は堅調。終値の前営業日比は1.75セント安〜3.50
セント高。中心限月の7月限は1.75セント安の448.00セント。
 10日からスイスで開催された米中貿易協議で両国共に相互に設定した輸入関税を
90日間、115%引き下げることで合意したことが買い支援要因となり、新穀限月と
なる3番限以降は買い優勢となった。ただ、米農務省(USDA)発表の月例需給報告
で米国の25/26年度コーン生産量が大幅増加との見通しが示されたため上げ幅は限
られた。

 7月限はこの日は453セントで取引を開始。アジアの時間帯は様子見の雰囲気が強
まり448セント台での高下が続いた。欧州の時間帯に地合いを引き締めて450セ
ント台に達した後、シカゴの時間帯序盤にやや値を落とした。米国の時間帯半ばに急速
に地合いを引き締めて458.75セントの高値を付けたものの騰勢は続かず終盤にか
けて値位置を落とし445.75セントの安値を記録。安値圏からの戻りは限られ、低
迷したまま引けを迎えた。

 米農務省(USDA)発表の5月8日までのコーン週間輸出検証高は122万
4087トンと、前週改定値の161万6806トンを下回った。累計輸出検証高は
4374万8038トンと、前年同時期の3401万0482トンを約29%上回って
いる。
 USDAによると、5月11日時点のコーン作付進捗率は62%と、前年の47%、
平年の56%をともに上回った。また、発芽率は28%と、前年及び平年の21%を
上回った。
 USDAは米国の24/25年度期末在庫量を前月の14億6500万Buから14
億1500万Buに下方修正した。輸出量見通しが5000万Bu引き上げられたこと
が背景。
 一方の25/26年度見通しは生産量予測が前年度の148億6700万Buを大幅
に上回る158億2000万Buとされたことを受け、期末在庫率予測も前年度の9.
3%から11.6%に上昇するとの見方が示された。

 25/26年度のブラジル及びアルゼンチンのコーン生産量予測は、ブラジルが前年
の1億3000万トンから1億3100万トンへ、アルゼンチンが前年の5000万ト
ンから5300万トンへの増加見通しが示された。
*米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは北部では降雨は発生していないが、オハイオバレーでは雨がちな天
気が続いている。12日の中西部の最高気温は24〜35℃が見込まれる。コーンベル
トの多くの地域ではコーンと大豆の作付作業は早いペースで進行しているが、一部では
雨により土壌がぬかるみ農作業が限られている。
 南東部では発達した低気圧の影響で散発的な降雨または雷雨が見込まれる一方、北西
部の低気圧も今後、東に向けて移動していくだろう。この影響で、ミネソタ州、ダコタ
州およびその周辺地域では25〜50ミリの雨量を伴う降雨となる見込み。プレーンズ
南半部を含めたその他の地域では降雨は発生しないだろう。
 6〜10日天気予報については、5月17日〜21日にかけて、北部および西部では
気温は平年以下〜平年並となる一方、プレーンズから大西洋沿岸地域南部にかけての地
域では平年並〜平年を上回るだろう。また、雨量は一部を除き、全体的に平年を上回る
見込み。

 シカゴ小麦は納会を控えた当限以外が軟調。シカゴ小麦は納会を控えた当限以外が軟
調。米農務省(USDA)月例需給報告で25/26年度の米小麦生産量は前年を下回
るとの見通しが示されたものの、輸出の減少予想で期末在庫は24/25年度より増加
見通し。ロシアとウクライナの間で15日に停戦の直接協議が行われる予定となり、黒
海情勢に対する懸念が後退するなか売り優勢となった。
 期近の主要限月7月限は前日比6.50セント安の515.25セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、暖かななか降雨の発生は無く農作業および冬小麦と発芽した春に植
え付けられた穀物の生育が進んでいる。一方、北部の乾燥地域では気温が上昇し強風に
なったことでストレスが高まっている。ノースダコタ州以南では12日の最高気温は
38℃前後まで上昇。

 米国南部では、ミシシッピーデルタ西部では降雨の発生が無いなか、農作業が進行。
一方の南東部では降雨のなか作付け及びその他の農作業が限られている。農作業に影響
はあるが、大西洋南部の乾燥が進んでいる地域では降雨が望まれる。
今日の材料
・コーンベルトではオハイオバレーでは雨がちな天気が続く。
・コーンベルトの一部では雨により土壌がぬかるみ農作業が限られる。
・プレーンズでは、暖かななか降雨の発生は無く農作業および冬小麦と発芽した
 春に植え付けられた穀物の生育が進行。
・5月8日までのコーン週間輸出検証高は122万4087トンと、前週改定値の
 161万6806トンを下回る。
・5月11日時点の米コーン作付進捗率は62%と、前年の47%、平年の56%を
 ともに上回る。
・5月11日時点の米コーン発芽率は28%と、前年及び平年の21%を上回る。

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