経済統計解説＝米ＣＰＩは鈍化、関税政策によるディスインフレ圧力も

　４月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年比＋２．３％まで鈍化した。トランプ米政
権の関税政策の影響は見られず、むしろ企業がコスト高を吸収していることが示唆され
た。米国の景気が悪化している可能性が高いなかで、企業は価格転嫁を見送ったよう
だ。企業の価格転嫁見送りは雇用を圧迫するリスクがあり、関税政策はディスインフレ
につながる可能性もある。
MINKABU PRESS

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