NYプラチナ市況=反発、金・銀の上昇から買い優勢も上値重く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (25/ 7)   978.1      993.7       976.1       992.2    + 16.6
         (25/10)   986.9    1003.0       986.3      1001.7    + 15.8
 パラジウム  (25/ 6)   944.50     959.50      935.00      955.50   + 15.50
         (25/ 9)   955.00     967.50      948.00      965.70   + 14.10
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          22,990         38,914        77,007       (+    471)
 パラジウム          8,184         10,089        20,911       (+    369)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          42,240.43  - 269.67
     前日  148.45/47   1.1087/89   ・ナスダック         19,010.09  + 301.75
     本日  147.43/44   1.1193/95   ・10年米国債利回り      4.47  +   0.01
・NY原油  (25/ 6)   63.67 + 1.72  ・SPDR保有金残高    939.09  +   1.15
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムとも反発。前日比はプラチナが
15.0〜17.0ドル高、中心限月の7月限が16.6ドル高、パラジウムは13.
90〜15.50ドル高、中心限月の6月限は14.10ドル高。
 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、金の反発、ドル建て現物相場の上昇を受
け、欧州時間も約15ドルの上げ幅を維持。日中取引では、序盤から前半の取引で上げ
幅を縮小したが、金・銀の再上昇から買い優勢で推移した。ただ1000ドルを試す反
発力はなく、上値は重く推移した。
 パラジウム6月限は反発。時間取引では小反発。日中取引では上げ幅を拡大したが、
前日の下落幅の半分以下の上昇にとどまった。
 12日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの45万0061
オンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。
今日の材料
・13日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は小幅続伸、5.63ポイント高の3374.87ポイント。
・欧州株はまちまち。英FTは不動産株や公益株が低調だったほか、決算内容が嫌気さ
 れた銘柄が売られたのも相場の重しとなった。独DAXは米中の貿易摩擦に対する懸
 念後退を背景に買いが優勢。
・4月の米消費者物価指数(CPI)
 結果 0.2%
 予想 0.3% 前回 -0.1%(前月比)
 結果 2.3%
 予想 2.4% 前回 2.4%(前年比)
 結果 0.2%
 予想 0.3% 前回 0.1%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
 結果 2.8%
 予想 2.8% 前回 2.8%(食品・エネルギー除くコア・前年比)
・米国時間の序盤に中国政府による対米報復関税引き下げは14日から実施との報道。
・トランプ大統領、FRBに改めて利下げ要求
 トランプ大統領は「FRBは欧州や中国が行ったように金利を引き下げなければなら
 ない」と主張。大統領は、「インフレは見られず、ガソリンやエネルギー、食品な
 ど、ほぼ全ての価格が下落している」と自身のSNSに投稿した。
 「パウエル議長はなぜ遅すぎるのか?」とも述べている。
・ドルは反落。ドル円は1ドル=147円台半ばまで下落。ユーロドルは1ユーロ=1.194
 ドルで上値を抑えられたが、堅調に推移。前日のレンジ内での高下で往って来い。
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