NY貴金属引け速報=概ね反落、金は強気の米消費者信頼感指数で下げ幅拡大

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 6  3300.4  - 65.4       プラチナ    25/ 7   1079.3   -  9.1
         25/ 8  3328.3  - 66.2               25/10   1084.1   - 11.3
    銀   25/ 7  3331.1  - 29.8       パラジウム   25/ 6   979.10   - 24.80
        25/ 9  3362.1  - 29.6               25/ 9   985.50  - 26.30
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 ニューヨーク金、銀は大幅反落。前日比は金が66.3〜64.2ドル安、中心限月
の8月限が66.2ドル安、銀が30.8〜29.5セント安、中心限月の7月限は
29.8セント安。
 金8月限は大幅反落。時間外取引では、3連休中にトランプ米大統領の関税政策が再
び急変し、EUに対する関税を6月1日から50%に引き上げる方針を示していたが、
7月9日に延期すると発表したことを背景にしたドル高でアジア時間から、大幅安。欧
州時間も軟調に推移。日中取引では、序盤に下値を切り上げる動きがあった。しかし
ニューヨーク時間の午前10時に発表された5月のコンファレンスボード消費者信頼感
指数が事前予想より強気の数字となると、ドルの一段高から下げ幅を拡大し、60ドル
超の下落となった。その後、米国株が大幅高となり、ドルが堅調に推移し、ドル資産の
信頼性の回復から金買いには慎重ムードとなり、大幅安で安もちあいとなった。
 銀7月限は反落。時間外取引はアジア時間から金の軟化につれ安。欧州時間も軟調に
推移。日中取引に入り、幾分、下げ幅を縮小した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落。パラジウムが続落。前日比はプラチ
ナが17.9〜9.1ドル安、中心限月の7月限が9.1ドル安、パラジウムは26.
30〜24.10ドル安、中心限月の6月限は24.80ドル安。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引から売り優勢となり、軟調に推移ながら、1ケタ
安まで下げ幅を縮小して推移。日中取引は金の大幅反落が圧迫要因ながら下値堅く、前
半の取引は1ケタ安で推移。金の一段安にもドル建て現物相場が概ね1080ドル台で
堅調に推移や、欧米の株高が下支え要因となり、この日の安値を離れて引けた。
 パラジウム6月限は続落。時間外取引から軟調に推移し、2ケタ安。日中取引でも
金、銀の大幅安に戻りを抑えられ、23日に続き20ドル超の下落で低迷が続いた。
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