●論点解説穀物、作付け進捗率は平年上回る=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 27日引け後に米農務省(USDA)が5月25日付の生産進捗率を発表している。
トウモロコシの作付け進捗率は前週比9%上昇の87%(前年同期81%、平年
85%)、発芽進捗率は17%上昇の67%(前年同期55%、平年60%)となって
いる。前週は降雨によって作付け作業が大幅に遅れるリスクをプレミアムとして相場に
加算していたが、実際には大きな混乱は発生していなかったことが確認できる。大きな
混乱なく受粉期を終了できる見通しは、今期のトウモロコシの豊作期待を高めていくこ
とになろう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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