ゴム午前=軟調、上海ゴム中心限月9月限は一代の安値に接近

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、軟調。寄り付きでは、上海夜間が大きく水準を引き下げたことを
受けて、売りが先行した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟化していることを受
けて、売り優勢の展開が続いている。TSR20は、出来ず。

 午前11時33分現在のRSS3号は前営業日比5.0円安〜変わらず。活発限月の
10月限は同4.1円安の322.8円、期先26年5月限は出来ず、推定出来高は
448枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は9月限が同415ポイント安の
1万4095ポイント、推定出来高は30枚。

【上海ゴム9月限が一代の安値に接近】
 上海ゴムが軟調な展開となっている。中心限月の9月限は、夜間取引で1万4065
元まで下落した。日中取引に入ると、さらに地合いを緩め、1万4060元まで軟化
し、4月9日に付けた一代の安値1万4035元が目前に迫った。その後は1万410
0元台に戻している。
 現状、天然ゴムを積極的に買い進む材料は見当たらない。上海ゴム9月限が一代の安
値を更新し、節目の1万4000元も割り込むようなら、下げが加速する可能性があ
る。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売りが先行し、4.9
〜3.5セント安で推移している。
 上海ゴムは大幅下落。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限は、前営
業日比295元安の1万4140元で推移している。

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