−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,034.50 1,044.00 1,032.75 1,040.75 + 7.25 2025/08 1,027.25 1,036.75 1,026.25 1,034.25 + 7.00 2025/09 1,007.75 1,014.25 1,005.75 1,012.75 + 5.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 220,123 194,595 875,482 (+ 4,106) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月9日−6月13日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反発。終値の前営業日比は4.00〜7.25セント高。中心限月の7 月限は7.25セント高の1040.75セント。 米トランプ大統領が今週中に中国の習近平国家主席と会談する可能性が高いとホワイ トハウスの報道官が伝えたことを受けて米中通商協議の進展期待が高まり買い優勢とな った。また、地政学リスク懸念を背景とした原油高を受けて大豆油価格が上昇したこと も買い支援要因となった。この日の上昇により7月限は終値ベースで1040セント台 を回復。 7月限は1034.50セントで取引を開始した後は模様眺めの雰囲気が強いなか しばらく1036セントを上値抵抗線にしての低迷となり、この中で1032.75 セントの安値を付けた。シカゴの時間帯を迎えると地合いを引き締め、一時は1044 セントの高値まで浮上。高値を離れた後も1040セントを割り込むと買い戻される 底意の強い足取りとなり、1040セント台を維持て引けを迎えた。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではイリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、オハイオ州の多くで 最高気温が30〜32℃まで上昇。一方、コーンベルト西部では降雨または雷雨により 作付および農作業のペースが鈍化。また、カナダの火災による霞は五大湖周辺北部から ネブラスカ州東部にかけての地域に広がっている。 現在プレーンズ及び中西部北部では寒冷前線が通過しているが、今後は東に向かって 進む見込みで、プレーンズ南部でもその影響が見られるだろう。また、西部で発生した 低気圧の接近により、プレーンズからオハイオ・バレーにかけての地域では今週後半に 降雨が発生するもよう。今後5日間の雨量は、プレーンズ中部および南部では25〜 75ミリが見込まれる。 6〜10日間予報に関しては6月8〜12日にかけてプレーンズ中部およびコーンベ ルト西部および中部では気温は平年を上回るだろう。一方の雨量はほぼ全国的に平年並 〜平年を上回る見通し。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州及びテキサス州およびカンザス州東部で気温が上昇。た だ降雨または雷雨となっているため、農作業は停滞。 南部ではフロリダ半島で気温が上昇。その他の地域では気温が上昇するなか降雨は発 生していないが、依然として土壌水分は過多気味となっている。 大豆製品は、大豆油は地政学リスクが警戒されるなか原油が堅調となったことが手掛 かりとなり買い優勢で運ばれた。一方の大豆粕も大豆および大豆油の堅調が手掛かりと なり浮上し堅調で終えた。 大豆粕7月限は前日比0.60ドル高の294.50ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトではイリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、オハイオ州の多く で最高気温が30〜32℃まで上昇。 ・コーンベルト西部では降雨または雷雨により作付および農作業のペースが鈍化。 ・プレーンズからオハイオ・バレーにかけての地域では今週後半に降雨が発生。 MINKABU PRESS
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