プラチナ市況=プラチナが続伸、午後は円反落と現物相場が堅調で上昇

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,468   - 73    15,603  - 40  : 3,365.03   + 7.26
銀          157.0    0.0     157.0   0.0  : 3,444.00   - 2.00
プラチナ     4,961   + 29     4,776   +13  : 1,093.50   +12.86
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   998.15   - 5.73
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    143.19   -0.73  ユーロ・ドル相場   1.1407  +0.0033
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、上げ一服となり、一部限月がマイナスサイドに転じたがドル建
て現物相場の堅調が下支えになった。先限は正午に変わらずで推移。午後になり、円相
場が1ドル=143円台前半に反落となったこと、ドル建て現物相場が1090ドル台
で堅調に推移から上昇。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが12〜29円高、プラチナスポットが18
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが6133枚、プラチナミニが415枚、プラチナスポット
が1654枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は踏み上げ相場気味の上昇】
 プラチナ先限は金が形成押し目にも逆行高。商いは低調で閑散に売りなしのなかの上
昇場面。夜間取引の中盤に4745円まで下落。前日の日中取引の終盤につけた安値
4746円をわずかに下回ったが、押し目は買われ、プラスサイドに切り返し、反転。
 日中取引は午前は上げ幅は限定的だったが、午後に入る、一段高となり、4796円
まで上昇。4800円が抵抗線になり、5月29日の高値4808円を上抜く上伸には
至らず。5月28日から前日まで6日連続で取組高が減少するなかの戻り高値更新。前
日より出来高が大幅に減少し、新規買いエネルギー不足は否めないが、ドル建て現物相
場が場中、1100ドル近くまで上昇しており、踏み上げ相場気味の上昇。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1092.40ドルから、ドル安一服
に上値を抑えられたが、押し目を買われた。午後になり、1088ドルに反落場面があ
ったが、切り返した。午後4時過ぎから一段高となり、1104ドル台まで急上昇。
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