−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 1176.7 1228.5 1171.3 1214.5 + 46.4 (25/10) 1170.0 1232.6 1170.0 1219.4 + 48.6 パラジウム (25/ 9) 1063.00 1109.00 1059.50 1094.20 + 29.70 (25/12) 1069.00 1109.00 1069.00 1103.00 + 29.60 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 66,173 73,458 97,408 (- 1,786) パラジウム 6,877 6,877 18,909 (+ 503) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,761.76 - 1.11 前日 144.85/87 1.1392/94 ・ナスダック 19,591.24 + 61.29 本日 144.58/60 1.1418/20 ・10年米国債利回り 4.48 - 0.02 ・NY原油 (25/ 7) 65.29 + 0.71 ・SPDR保有金残高 934.21 - 1.44 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが45.6〜51.1ドル 高、中心限月の7月限が46.4ドル高、パラジウムは22.80〜30.00ドル 高、中心限月の9月限は29.70ドル高。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、米中の通商協議に対する期待感などを受け て買い優勢となると、テクニカル要因の買いを巻き込んで急伸し、一代高値を更新し た。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服となった。日中取引では、ドル安再開 や金堅調を受けて押し目を買われた。 パラジウム9月限はドル安再開や他の貴金属の堅調を受けて買い優勢となった。 プラチナ7月限は時間外取引を1171.3〜1228.5ドルのレンジで推移し、 前日比42.2ドル高の1210.3ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、米中の 通商協議に対する期待感などを受けて買い優勢となると、テクニカル要因の買いを巻き 込んで急伸し、一代高値を更新した。欧州時間に入ると、買いが一巡し、上げ一服とな った。 日中取引では、1195.0ドルまで下落したのち、ドル安再開や金堅調を受けて押 し目を買われた。買い戻しなども入って1223.9ドルまで上昇した。 米中の通商協議に対する期待感や、米労働市場の減速などでドル安見通しに変わりが ないことが支援要因になった。英ロンドンで9日午後に始まった米中の通商協議は、 10日も続けられることになった。 パラジウム9月限は、時間外取引を1059.50〜1109.00ドルのレンジで 推移し、前日比27.00ドル高の1091.50ドルとなった。9月限は安寄りした のち、もみ合いとなったのち、買い戻し主導で上昇した。欧州時間に入ると、買いが一 巡し、上げ一服となった。 日中取引では、1081.50ドルまで下落した。その後は、ドル安再開や他の貴金 属の堅調を受けて押し目を買われ、1103.50ドルまで上昇した。 6日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの35万3414オ ンス、パラジウムは変わらずの5万6020オンス。 今日の材料 ・米金融大手シティグループは連邦準備理事会(FRB)による利下げ時期について、 これまでの7月から9月に予想を後ずれさせた。年内の利下げ回数予想も4回から3回 に減らした。5月の雇用統計が予想を上回ったため。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は、現行 の利下げサイクルはほぼ終了との認識を示した上で、夏の間はデータを検証して若干の 政策微調整が必要か判断する必要があると指摘した。 ・4月の米卸売在庫は0.2%増と、速報値の横ばいから上方改定された。トランプ米 政権による関税導入を見越した処方薬の前倒し購入が背景にある。市場予想は改定なし だった。 ・米消費者はこの先の物価上昇圧力が緩和するとみていることが、ニューヨーク連銀の 5月調査で分かった。労働市場に対する家計の悲観的な見方も幾分和らいだ。前月から の低下幅が最も大きかったのは1年先のインフレ期待で、3.2%(前月3.6%)。 ・英ロンドンで9日午後に始まった米中の通商協議は、10日も続けられることになっ た。米国側は中国から希土類(レアアース)輸出規制緩和の確約が得られれば、一部の ハイテク製品に対する輸出規制解除を検討する用意があることを示唆している。 MINKABU PRESS
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