ＮＹ金・銀市況＝金が続伸、予想以下の米ＰＰＩや中東緊張で

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　　　　　　　　　　　 始　値　　 高　値　　　安　値　　　帳入値　　 前日比
   金　　    (25/ 8)  3377.5     3419.8      3358.5      3402.4     + 58.7
   　　  　  (25/12)  3434.8     3474.6      3414.6      3457.5     + 58.0
   銀　　　  (25/ 7)  3636.0     3658.5      3558.0      3629.5     +  3.4
   　　　　  (25/ 9)  3669.5     3690.0      3592.5      3661.9     +  2.9
　　　　　　　　　　　推定出来高　　前日出来高　　前日取組高　　  (前々日比)
　　金　　　 　　　    236,185       211,532       423,276        (+  6,133)
　　銀　　　　　　　    91,583        91,340       176,141        (+  1,860)
　注：４本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・ＮＹ為替　　　円　　　　ユーロ　　・ＮＹダウ　         42,967.62  + 101.85
     前日  144.55/57   1.1487/89   ・ナスダック         19,662.48  +  46.60
     本日  143.49/51   1.1585/87   ・１０年米国債利回り      4.36  -   0.05
・ＮＹ原油  (25/ 7)   68.04 - 0.11  ・ＳＰＤＲ保有金残高    934.19  -   1.72
注：SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時（日
本時間の翌日の午前8時）に更新予定。
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　ニューヨーク金は続伸、銀は総じて反発。前日比は金が５７．５〜５９．６ドル高、
中心限月の８月限が５８．７ドル高、銀が１．２セント安〜４．７セント高、中心限月
の７月限は３．４セント高。
　金８月限は続伸。時間外取引では、トランプ米大統領の関税発言を受けて買い優勢と
なった。欧州時間に入ると、利食い売りが出たが、押し目は買われた。日中取引では、
予想以下の米生産者物価指数（ＰＰＩ）や中東の緊張の高まりを受けて買い優勢となっ
た。
　銀７月限は欧州時間に利食い売りが出たが、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われ
た。
　ニューヨーク金８月限は続伸。時間外取引では３３５８．５〜３４０９．２ドルのレ
ンジで推移、前日比５６．０ドル高の３３９９．７ドルとなった。８月限は高寄りした
のち、トランプ米大統領の関税発言を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、利
食い売りが出たが、押し目は買われた。
　日中取引では、予想以下の米生産者物価指数（ＰＰＩ）や中東の緊張の高まりを受け
て買い優勢となり、３４１９．８ドルまで上昇した。買い一巡後は利食い売りが出て上
げ一服となった。
　５月の米生産者物価指数（ＰＰＩ）は前年比２．６％上昇した。伸びは４月の２．５
％上昇から加速した。ただ前月比０．１％上昇と市場予想の０．２％上昇を下回った。
一方、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は定例理事会で、イランが核不拡散義務に違反して
いるとして同国を非難する決議を採択した。
　ニューヨーク銀７月限は、時間外取引で３５５８．０〜３６５８．５セントのレンジ
で推移し、前日比８．９セント高の３６３５．０セントとなった。７月限は高寄りした
のち、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、利食い売りが出
たが、ドル安を受けて押し目を買われた。
　日中取引では予想以下の米生産者物価指数（ＰＰＩ）や金堅調を受けて３６４９．５
セントまで上昇した。買い一巡後は利食い売りが出て上げ一服となった。
　６月１１日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比１３万９７１５オンス減の
３７７８万９７５２オンス、銀は２５万４２８８オンス増の４億９８２０万０４６８オ
ンス。

今日の材料
・４月の英国内総生産（ＧＤＰ）は、前月比０．３％減と市場予想を大きく下回り、
２０２３年１０月以来の大幅な落ち込みとなった。トランプ米政権の高関税政策の逆風
のほか、国内の税優遇措置終了も下押しした。
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）のシュナーベル専務理事は、現行の金利水準は「適切な位置
にある」との認識を示した。インフレ率は鈍化が予想されるものの、中期的には目標の
２%に戻る可能性が高いとの見解を示した。
・５月の米卸売物価指数（ＰＰＩ）は前年比２．６％上昇した。伸びは４月の２．５％
上昇から加速した。前月比では０．１％上昇。市場予想の０．２％上昇を下回った。航
空運賃などサービスコストが低下した。
・欧州中央銀行（ＥＣＢ）のデギンドス副総裁は、ユーロ圏経済は耐性があることを示
しているものの、関税など成長を抑制し得る多くのリスクに直面しているとの認識を示
した。
・米新規失業保険申請件数は２４万８０００件と、前週からほぼ横ばいで推移した。８
カ月ぶりの高水準を維持し、労働市場の状況が引き続き緩和していることを示唆した。
市場予想は２４万件だった。
・国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は定例理事会で、イランが核不拡散義務に違反している
として同国を非難する決議を採択した。
・主要７カ国（Ｇ７）の大半の加盟国は、トランプ米大統領が賛同しない場合でも、ロ
シア産原油の取引価格上限を独自に引き下げる用意がある。
・トランプ米大統領は、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長を解任する意向は
ないと明言した。一方、引き続きＦＲＢに利下げを迫る中で「何らかの措置を取らざる
を得ないかもしれない」とした。
MINKABU PRESS

• ＮＹ金１２月限は３．２ドル安の４２１０．４ドルで推移
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  11/14(金) 02:11
• ＮＹ原油１２月限は０．４１ドル高の５８．９０ドルで推移
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  11/14(金) 02:10
• シカゴ大豆１月限は１２．５０セント高の１１４６．２５セントで推移
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  11/14(金) 02:10
• 米原油在庫は６４１万バレル増
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  11/14(金) 02:02
• ＮＹ金１２月限は１．８ドル安の４２１１．８ドルで推移
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  11/14(金) 01:11