●レビュー穀物、USDA報告を受けてコーン堅調=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 12日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比1.50セント高の438.50セン
ト、小麦先物相場は同7.75セント安の526.50セント、大豆先物相場は同
8.25セント安の1042.25セントとなった。トウモロコシは、米農務省(US
DA)需給報告で米期末在庫見通しが引き下げられたことが好感され、底固く推移し
た。旧穀在庫見通し引き下げに伴い、新穀期末在庫見通しは前月の18.00億BUか
ら17.50億BUまで引き下げられている。ドル安環境もポジティブだが、根強い豊
作見通しから大きな値動きには発展しなかった。大豆の米期末在庫見通しは2.95億
BUで据え置き。ただし、輸出低迷を嫌気し、期近中心に下落した。米バイオ燃料政策
の不透明感から、大豆油相場も上値が重かった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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