シカゴコーンの夜間取引は堅調。7月限は再び440セント台を回復している。前日 の米農務省(USDA)の月例需給報告は、米国産にとっては強気の内容となったが、 買い意欲はあまり盛り上がらなかった。インパクトにかけて消化した形となった。 アジアの時間帯のイスラエルのイラン攻撃で中東の地政学的リスクが高まるなか、原 油が急騰して、ドル安に振れていることは支援材料だが、逆に米株安は上値抑制要因と なりうる。独自要因としては、米国産地の雨勝ちの天気で上値が抑えられそうだ。 前日のシカゴはは小反発。注目の米農務省(USDA)の月例需給報告で、米国産の 期末在庫が旧穀、新穀ともに下方修正されたことに支援されたが、大豆や小麦が下落し たこともありインパクトは軽減されて上げ幅は大きくなかった。 7月限は441.75セントまで上伸したが、引けは438.50セントまで上げ幅 を削り、440セント台を割り込んだ。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 18:00 鉱工業生産 2025年4月(EUROSTAT) 【経済】 18:00 貿易収支 2025年4月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 15:00 消費者物価指数 2025年5月確報(連邦統計庁) ◆ フランス ◆ 【経済】 15:45 消費者物価指数 2025年5月確報(INSEE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2025年6月速報値(ミシガン大) 【商品】 6/14 04:30 建玉明細報告(CFTC) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 卸売売上高 2025年4月(カナダ統計局) 【経済】 21:30 製造業出荷 2025年4月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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