午前の石油市場は総じて続伸。序盤、ニューヨーク原油の時間外取引の続伸、1ドル =144円台半ばの円安で4ケタ高が続出。しかし買い一巡後は上げ幅を削り、期中に 11月限は一時、小安くなった。ニューヨーク原油の時間外取引が上げ幅を縮小、場 中、円相場が1ドル=144円前半に小反発から利食い売り優勢もよう。しかし押し目 買い意欲は強くジリ高となり、堅調。 日中取引開始後、原油の2025年11月限は6万3170円まで上昇。13日の高 値6万3200円が抵抗線となり、あっさりと6万3000円割れ。6万1720円ま で軟化したが、マイナスサイドでは押し目買いが喚起もようとなり、一時6万2500 円まで切り返した。 午前11時22分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が 1300円安〜990円高。 午前11時22分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が3180枚。 【地政学的リスクで原油・金は投機的な買いを集める】 イラン国営メディアの報道によると、15日にイランの首都テヘランの2つの石油貯 蔵施設がイスラエルから攻撃を受けるなど、交戦が激しくなっている。民間人での死者 が多数、出ているとみられ、交戦は泥沼化し、長期間にわたる不安あり。ニューヨーク 原油の時間外取引はニューヨーク金時間外取引と同様に上げ幅を縮小も堅調。地政学的 リスクで原油金、投機的な買いを集めている。 【海外原油夜間取引=続伸】 ニューヨーク時間外取引で7月限は前日比1.04ドル高の74.02ドルで取引さ れている。本日これまでのレンジは72.95〜77.49ドル。 MINKABU PRESS
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