プラチナ市況=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,853    +75    15,943   +56  : 3,418.60    +0.23
銀          164.5   -5.0     168.0   0.0  : 3,650.00   +31.00
プラチナ     5,618   -155     5,319  -171  : 1,239.77   -37.33
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,045.68    -2.89
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.12   +0.54  ユーロ・ドル相場   1.1558  +0.0030
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まったのち、ドル建て現物相場の戻りを売られたことを受けて軟調となった。午後
に入ると、押し目を買われ、もみ合いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが214〜152円安、プラチナスポットが
230円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万6954枚、プラチナミニが2859枚、プラチナス
ポットが2576枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは株安が圧迫】
 プラチナ先限は夜間取引で5238円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=144円台半ばで円安が一服した。
 イスラエルのイラン攻撃を受けて株安に振れたことが圧迫要因になった。ただイスラ
エルとイランの戦闘激化にもかかわらず、週明けの株価は底堅く推移しており、売り一
巡後は押し目を買われた。目先は主要7カ国首脳会議(G7サミット)がカナダで開幕
する。戦闘の行方と各国の対応を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。週明けの金堅調が支援要因になったが、
1241ドル台で戻りを売られた。その後は、株高を受けて1225ドル台で押し目を
買われたが、上値は限られ、もみ合いとなった。
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