−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (25/ 7) 1263.9 1331.1 1251.0 1313.1 + 51.4 (25/10) 1269.0 1333.3 1256.7 1316.4 + 49.6 パラジウム (25/ 9) 1059.50 1069.00 1051.00 1059.80 + 0.40 (25/12) 1066.50 1076.00 1062.00 1068.10 + 1.00 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 61,919 50,157 105,866 (- 534) パラジウム 3,472 4,004 19,464 (- 112) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,171.66 - 44.14 前日 145.23/25 1.1483/85 ・ナスダック 19,546.27 + 25.18 本日 145.07/09 1.1481/83 ・10年米国債利回り 4.40 + 0.01 ・NY原油 (25/ 7) 75.14 + 0.30 ・SPDR保有金残高 945.94 + 4.01 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。前日比はプラチナが42.7〜51.4ドル 高、中心限月の7月限が51.4ドル高、パラジウムは0.50ドル安〜1.20ドル 高、中心限月の9月限は0.40ドル高。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、中東情勢の緊張による原油高を受けて押し 目を買われた。その後は、イスラエル軍がイランの核施設を攻撃したことを受けて買い 戻し主導で上値を伸ばした。欧州時間に入ると、テクニカル要因の買いが入った。日中 取引では、中東情勢に対する懸念やドル安を受けて買い優勢となった。 パラジウム9月限は、買い戻し主導で上昇したが、戻りは売られた。 プラチナ7月限は時間外取引を1251.0〜1289.3ドルのレンジで推移し、 前日比20.8ドル高の1282.5ドルとなった。7月限は高寄りしたのち、中東情 勢の緊張による原油高を受けて押し目を買われた。その後は、イスラエル軍がイランの 核施設を攻撃したことを受けて買い戻し主導で上値を伸ばした。欧州時間に入ると、テ クニカル要因の買いが入った。 日中取引では、イランの最高指導者ハメネイ師が無条件降伏を拒否したことを受けて 買い優勢で始まった。その後は、米大統領の発言を受けて上げ一服となったが、押し目 を買われると、テクニカル要因の買いを巻き込んで一代高値1331.1ドルを付け た。 トランプ大統領はイラン側には交渉の意思があり、接触はあったものの、「協議する には非常に遅すぎる」と感じていると述べた。一方、米連邦公開市場委員会(FOM C)は、主要政策金利を据え置くことを決定した。また年内2回の利下げを引き続き予 想した。 パラジウム9月限は、時間外取引を1056.00〜1069.00ドルのレンジで 推移し、前日比4.60ドル高の1064.00ドルとなった。9月限は高寄りしたの ち、買い戻し主導で上昇した。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。 日中取引では、戻りを売られると、時間外取引の安値を割り込み、1051.00ド ルまで下落した。その後は、押し目を買われたが、米大統領の発言や米連邦公開市場委 員会(FOMC)の金利据え置きを受けて戻りを売られた。 17日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの33万1666 オンス、パラジウムは変わらずの4万8457オンス。 今日の材料 ・5月の英消費者物価指数(CPI)は前年比3.4%上昇し、市場予想と一致した。 ・4月のユーロ圏の経常黒字は調整後で509億ユーロから198億ユーロに縮小。調 整前では601億ユーロから193億ユーロに縮小した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は、ユーロ 圏経済の低迷は大きな懸念材料で、長期的には2%のインフレ目標とは相容れないとの 見方を示した。 ・イランとイスラエルの攻撃の応酬が依然として続く中、イランの最高指導者ハメネイ 師はトランプ米大統領が要求した無条件降伏を拒否する姿勢を示した。 ・米新規失業保険申請件数は5000件減の24万5000件と市場予想と一致した。 減少したものの、6月の労働市場の勢いの一段の低下と一致する水準にとどまった。 ・5月の米一戸建て住宅着工件数は年率換算で前月比0.4%増の92万4000戸だ った。建設許可件数は2.7%減の89万8000戸だった。米政権による関税措置や 住宅の過剰在庫により、住宅市場が低調であることが浮き彫りになった。 ・カナダ銀行のマックレム総裁は、カナダと米国の新たな貿易協定の見通しは関税撤廃 への期待を与えると述べた。一方、関税が維持されればインフレが上昇する可能性があ ると警告した。 ・米連邦公開市場委員会(FOMC)は、主要政策金利を据え置くことを決定した。ま た年内2回の利下げを引き続き予想。経済の先行きを巡る不確実性は依然として高いも のの、やや緩和されたとの認識を示した。 MINKABU PRESS
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