石油午前=しっかり、米国のイラン攻撃を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場はしっかり。イラン・イスラエル戦争が続くなかで様々な報道が飛び
交っており、イランと米国が協議するとの期待感が上値を抑えている一方、米国がイラ
ンに攻撃を開始するとの警戒感が相場を支えている。ブルームバーグの報道によると、
米政府高官らは今週末のイラン攻撃に備えているという。なお、今晩のニューヨーク市
場は奴隷解放記念日で休場。円相場は1ドル=145円台前半で推移し、円売り・ドル
買いがやや優勢。時間外取引でニューヨーク原油8月限は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年11月限はしっかり。6万3230円まで弱含ん
だ後に切り返している。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
20〜400円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1545枚。
【イスラエルの攻撃続く】
 イランの首都テヘランやテヘラン西部のカラジュに対してイスラエル軍が攻撃を実施
し、爆発音が聞かれた。イスラエル空軍は新たな攻撃を開始したと伝わっている。ま
た、イスラエル軍はイラン西部のアラクやホンダーブの市民に退避を促している。
【海外原油夜間取引=上値重い】
 ニューヨーク時間外取引で8月限は前日比0.07ドル安の73.43ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは72.63〜73.80ドル。
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