[今夜の視点]金・銀=中東情勢の行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、米国のイラン攻撃の可能性を
受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の3368.71ドルから、米大統領
が今後2週間以内にイスラエルとイランの紛争に米国が介入するかどうかを決定すると
発表したことを受けて売り優勢となった。午後に入ると、3345ドル台まで下落し
たのち、下げ一服となったが、3356ドル台で戻りを売られた。

 ホワイトハウスは、トランプ米大統領が今後2週間以内にイスラエルとイランの紛争
に米国が介入するかどうかを決定すると発表した。米大統領はイランとの外交的解決を
追求することに関心があるとした。イランの有力国会議員は、外敵の侵略に対する反撃
手段としてホルムズ海峡封鎖の可能性に言及しており、イランの動きも確認したい。

<今夜の予定>
・独生産者物価指数 2025年5月(連邦統計庁)
・英小売売上高 2025年5月(国立統計局)
・米製造業景況指数 2025年6月(フィラデルフィア連銀)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。