前週は3400ドル台後半まで値上がりした後、3300ドル台後半まで軟化する展 開になった。中東情勢の不安定化を背景に、終値では過去最高値を更新した。イスラエ ルとイランの交戦激化、原油相場の急伸を手掛かりに、買い圧力の強さが目立った。た だし、急ピッチな上昇一服後は調整売りが優勢になり、3400ドル台を割り込んだ。 米連邦公開市場委員会(FOMC)では特に政策調整について踏み込んだメッセージが 提供されることはなく、影響は限定された。 今週は底固い展開になろう。急ピッチな上昇一服後の調整売りが上値を抑えている が、安全資産に対する投資ニーズは強い。金上場投資信託(ETF)は一貫して買われて いる。調整売りで過熱感が緩和される中、底固さを再確認する展開になろう。米金利、 ドルの値動きには注意が必要であり、27日の5月PCEデフレーターがイベントリス クになるが、急激な金利上昇・ドル高が見られないのであれば、3400ドル台へのレ ンジ切り上げを打診しよう。中東情勢を警戒してマーケット環境が不安定化すると、急 伸地合が形成される可能性もある。 予想レンジは3330〜3450ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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