[今夜の視点]金・銀=イスラエルとイランの停戦合意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場は、中東情勢の緊張の高まりやド
ル安を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3352.27ドルから、イ
スラエルとイランの停戦合意を受けて売り優勢となり、3334ドル台まで下落した。
午後に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られ、3327ドル台まで下落した。

 トランプ米大統領は、イスラエルとイランの紛争終結に向けて「完全かつ全面的な停
戦」が発効すると表明した。イスラエルとイランが現在行っている任務を完了するまで
一定の時間を与えられ、完了した時点で段階的に停戦が開始されると示唆した。停戦が
開始されるかどうかを確認したい。今夜は6月の米消費者信頼感指数などの発表があ
る。

<今夜の予定>
・独景況感指数 2025年6月(ifo)
・米経常収支 2025年1-3月期(商務省)
・米ケース・シラー住宅価格指数 2025年4月(S&P)
・米消費者信頼感指数 2025年6月(カンファレンスボード)
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