−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 貴金属の相場表(帳入値と前営業日比) 2025/08 2026/06 ドル建て現物価格 15:45 現在 金 15,498 - 51 15,632 新甫 : 3,336.35 + 4.35 銀 170.0 +3.0 170.0 新甫 : 3,633.00 +30.00 プラチナ 6,326 +340 6,134 新甫 : 1,379.60 +64.60 パラジウム 5,000 +100 5,000 新甫 : 1,094.88 +26.65 ====================================== 15:45 現在 前営業日比 15:45 現在 前営業日比 ドル・円相場 144.34 -0.81 ユーロ・ドル相場 1.1685 +0.0070 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い 優勢で始まった。その後は、円高となったが、ドル建て現物相場が押し目を買われたこ とを受けて大幅高。期先4月限は正午前に300円高で推移。午後に入り、ドル建て現 物相場が堅調に推移するなか、買い戻しで踏み上げ相場もようで一段高。全限月が一代 高値を更新。 新甫26年6月限は5950円で発会し、6181円まで値を飛ばした。高値を離れ たが、発会値から84円高で終えた。 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は100円高。 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが334〜376円高、プラチナスポットが 251円高、パラジウムが100円高。 推定出来高は、プラチナが2万4752枚、プラチナミニが1466枚、プラチナス ポットが5321枚、パラジウムが0枚。 【プラチナ先限は2008年7月尾以来の高値、高値警戒感が台頭】 プラチナ先限は日中取引で一段高となり、先限として2008年7月以来の高値とな る6181円をつけた。高値を離れてはいるが、発会値から大幅高。最も出来高、取組 高の多い期先4月限は6120円台を維持し。先限とほぼ同ザヤで引けた。 先限のつなぎチャートは、三角もちあいから上放れた格好。ほぼ棒上げ状態で14日 間の相対力指数(RSI)は77台まで上昇。稀に見る強気相場だが、同時に高値警戒 感が強まっている。 4月まで長期低迷の後、5月後半に上放れた。セオリー通り、放れについた買い方に 分があった。金、銀と比べ出遅れていたが、供給不足見通しを買い口実に投機家にター ゲットとされている印象だ。 今日は日経平均株価が3万9000円台を回復したが、トヨタ、ホンダ、日産などの 自動車株は全面安。トランプ関税に対する警戒感から逆行安。自動車業界の先行き不透 明感にも屈することなく、プラチナは大幅高を維持したが、自動車業界の動向、自動車 メーカー、部品メーカーの株価には注意したい。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】 プラチナのドル建て現物相場は、上伸。朝方の1358.90ドルから、ドル安を受 けて買い優勢となった。午前10時過ぎに1384ドル台まで上げ幅を拡大。1370 ドル近くまで押し目を形成したが、11時前から再上昇となり、1390ドルを試すま で値を飛ばした。午後になり、1372ドルで買い拾われ、4月まで低迷期間が長かっ たが、上放れ後の上伸力が他の貴金属と比べ際立って強い。 MINKABU PRESS
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