シカゴコーンの夜間取引は弱含み。朝方は強含む場面もあったが。午後からやや上値 が重くなっている。新穀12月限は426セント台で推移。 今夜は米農務省(USDA)の作付面積や全米四半期在庫の発表が注目される。事前 予想平均は前者は9540万エーカーと、3月末の作付意向面積ら微増見込み。後者は 46億2500Buと、前年同期を3億7200万Bu下回る見込みとなっている。実 際の数値に注目したい。また今夜は場中に週間輸出検証高、引け後に生育遁辞、作柄、 土壌水分報告も発表される。 27日のシカゴは反発。米株高もあり、これまでの続落を受け週明けの30日の USDAの作付面積や全米四半期在庫の発表を控えて、売り方の利食いの買い戻しが先 行した。また月末に穀物年度の期末を迎えるウクライナの2024/25年度のコーン 輸出が前年度比で約24%も減少したことも輸出競合面から支援材料となった。 新穀12月限は428.00セントまで上伸した後、引けも427.00セントあま り下げなかった。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 15:00 小売売上高 2025年5月(連邦統計庁) 【経済】 21:00 消費者物価指数 2025年6月速報(連邦統計庁) ◆ イギリス ◆ 【経済】 15:00 国内総生産 確報値 2025年1-3月期(国立統計局) 【経済】 17:30 マネーサプライ 2025年5月(BOE) 【納会】 ブレント原油 2025年8月限(ICE EUROPE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:45 シカゴ購買部協会景気指数 2025年6月(シカゴ購買部協会) 【農産】 7/1 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】 7/1 01:00 全米穀物四半期在庫 2025年6月(USDA) 【農産】 7/1 01:00 作付面積 2025年(USDA) 【農産】 7/1 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) 【納会】 改質ガソリン・ヒーティングオイル 2025年7月限(NYMEX) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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