−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 1,030.00 1,039.25 1,018.25 1,024.25 - 3.50 2025/08 1,034.25 1,044.25 1,023.25 1,029.75 - 3.50 2025/11 1,026.50 1,038.25 1,018.50 1,027.00 + 2.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 303,820 247,255 819,538 (- 2,058) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA) 2025年米国産大豆の作付面積8338万エーカー(3月8350万エーカー) 6月1日現在の全米四半期在庫10億0766万Bu (前年同期 9億7005万Bu) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月26日までの週) 大 豆:22万4787トン(前週改定値:20万1853トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(6月22日までの週) 大 豆:発 芽:94%(前週90%、前年94%、平年95%) 開 花:17%(前週 8%、前年18%、平年16%) 着サヤ: 3%(前週 − 、前年 3%、平年 4%) 「良」以上:66%(前週66%、 前年67%) 「劣」以下: 7%(前週 7%、 前年 8%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(7月6日−7月10日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は概ね続伸。終値の前日比は3.50セント安〜3.50セント高。中心限月の 11月限は前日比2.25セント高の1027セント。 米農務省(USDA)発表の四半期在庫が事前予想を上回っていたことは重石になっ た。週間輸出検証高は前週と同様に20万トン台と低迷が続いているものの、材料織り 込み感が強まったこと。前週末の大豆の大口成約に続き大豆粕の大口成約が発表された ことが買い支援要因になった。 11月限は1026.50セントで取引を開始。USDAの作付報告及び四半期在庫 報告待ちのなか一時は1018.50セントの安値まで値を落とす場面も見られたが、 事前予想を下回る作付面積報告や大豆粕の大口成約を受けて浮上。1038.25セン トまで値を伸ばしたものの、生育進行見通しから高値からは10セント以上、値を下げ て終えた。 2025年米国産大豆作付面積は8338万エーカーと、上表のように3月末の作付 意向面積を下回り、事前予想平均だった8364万8000エーカーも下回った。 6月1日現在の全米大豆四半期在庫は10億0766万Buと、上表のように前年同 期を大幅に上回り、事前予想平均の9億7100万Buも上回った。 USDAによると、米国の6月26日時点の大豆週間輸出検証高は22万4787 トンで前週の20万1853トンを上回ったものの、引き続き20万トン台にとどま た。一方の累計は4585万1787トンで前年同期の4155万4272トンを 約10%上回っている。 USDAによると6月29日時点の大豆発芽率は94%で終了に近づいている。一方 の開花率は17%で前年の18%、平年の16%とほぼ同程度、着サヤ率も3%で前年 の3%、平年の2%とほぼ同率だった。 一方の良以上の比率は66%、劣以下の比率は7%で共に前週と同率だった。 USDAは仕向け地不明で25/26年度積み、20万4000トンの大豆粕の大口 成約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは寒冷前線を境に南部および東部では高温多湿となる一方、北部では 気温が低下するなか湿度も低い状態となっている。寒冷前線付近では散発的な降雨が発 生し、すでに生産量に影響のある時期を迎えているものを含めたコーン・大豆にとって 土壌水分は十分な量を維持。 今後は低気圧の発達に伴い米中西部北部で25〜50ミリの雨量を伴う降雨が見込ま れる。6〜10日間予報に関しては、7月5〜9日にかけて全国的に気温、雨量共に平 年並〜平年を上回るだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズ中部では荒天となり冬小麦の収穫を含む農作業が停滞。一方の北部では暖 かななか気温が上昇し穀物の生育および農作業が進展。ただ、夏穀物にとっては乾燥が 懸念される。 米国南部では、高温多湿となり穀物の生育が促されている。多くの穀物にとって土壌 水分は過剰気味。 大豆製品は、大豆油、大豆粕は共に上伸。大豆がおおむね堅調となったことや、大豆 粕の大口成約が買いを支援した。 大豆粕12月限の終値は前日比0.80ドル高の289.30ドル。 今日の材料 ・コーンベルトでは寒冷前線を境に南部および東部では高温多湿となる一方、 北部では気温が低下するなか湿度も低い。 ・低気圧の発達に伴い米中西部北部で25〜50ミリの雨量を伴う降雨発生へ。 ・2025年米国産大豆作付面積は8338万万エーカー。 ・6月1日現在の全米大豆四半期在庫は10億0766万Bu。 MINKABU PRESS
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