プラチナ午前=プラチナは続落、戻りを売られる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ドル安や金堅調を受けて買い優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られたことからマイナスサイドに
転じた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが24円安〜22円高、プラチナミニ
が56.5円安〜41.0円高、プラチナスポットが133円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8125枚、プラチナミニが477枚、
プラチナスポットが4916枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは手じまい売りもドル安で下げ一服】
 プラチナは手じまい売りが出たが、ドル安を受けて下げ一服となった。踏み上げが一
巡し、手じまい売りが出やすい。ただ中国勢の押し目買いが入ったことやドル安が下支
え要因である。トランプ米大統領は、米金利は1%以下であるべきと主張し、連邦準備
理事会(FRB)のパウエル議長や当局者は職務を遂行できていないと非難した。
 プラチナ先限は日中取引で6046円で戻りを売られ、5971円まで下落した。ド
ル建て現物相場の戻りを売られたことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=143円
台半ばで円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1363.13ドルから、ドル安
一服を受けて戻りを売られた。
 午前11時現在、プラチナは1351.58ドル、パラジウムが1110.77ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1365.44ドル、パラジウムが
1147.80ドル。
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