●短期見通し金、安値修正を進めていく見通し=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
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 中東地政学リスク、通商リスクの緩和期待で調整売りが膨らむも、3400ドル割れ
は下げ過ぎ感が強い価格水準になる。先物相場主導で値下がりしているが、金上場投資
信託(ETF)は一貫して買われている。ドルインデックスは年初来安値を更新してお
り、これと整合性を取るのであれば3400ドル台中盤から後半が支持される。3日の
雇用統計がイベントリスクになるが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が
阻害されることはないだろう。通商協議は、7月9日に相互関税上乗せの一時停止措置
が終了する。ここで混乱が生じると、急伸する可能性もある。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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