●論点解説ゴム、米中製造業指標がともに改善=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 7月1日に米中製造業指標が発表されたが、ともに景況感の改善を促す数値になっ
た。中国の6月製造業PMIは、前月の48.3に対して50.4になっている。ま
た、6月の米製造業PMIは前月の52.0から52.9まで上昇している。米中両国
が関税引き下げで合意したこともあり、両国の経済活動がやや上向いていることを示す
数値になった。先行きを楽観視できるような数値ではないが、非鉄金属や原油相場はこ
れらの指標を好感して買い優勢の展開になっている。ゴム相場も、需要不安で急落する
必要性が薄れる一方、先行きを楽観視まではできない状況が続くことになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。